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2009年08月03日  「GID(性同一性障害)シンポジウム2009」第1回 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2009年08月03日  「GID(性同一性障害)シンポジウム2009」第1回

8月3日(月) 曇り  東京 30.0度 湿度 66%(15時)

10時、起床。
シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて、頭頂部で結び、シュシュを巻く。
朝ご飯は、ソーセージパンとコーヒー。

化粧と身支度。
焦茶色に白のひび割れ模様のキャミソール・ワンピース、黒のシースルー・カーディガン(3分袖)、黒のサンダル、黒のトートバッグ。

12時過ぎ、家を出る。
東急東横線-(中目黒乗換)→東京メトロ日比谷線-(霞が関乗換)→同丸の内線というルートで、東京駅(丸の内口)へ。
改札からすぐの「丸ビル」へ。

今日はこの後が時間がなさそうなので、昼食を取る。
地下の「永楽」というラーメン屋さんに入る。
角煮ラーメン(950円)を注文。
スープは、とんこつ系と魚介系のダブル(混合)スープ。
麺は、ストレートのやや太麺。
トッピングは、豚の角煮、(生)ほうれん草、しなちく、煮玉子(半分)。
やや薄味(塩気が足りない)。
麺も、スープの絡みが良くない。
角煮はやわらかく煮えていておいしかったが、生ほうれん草は合わない。
やはり、ここはキャベツでしょう。
お値段がやや高目なのは場所柄仕方がないにしても、バランスの悪さからして、評価は5段階のD(たぶん、二度目はないでしょう)。

13時半、8階のコンファレンススクエアへ。
14時過ぎ、「この夏、GID(性同一性障害)&トランスジェンダーについて考える GID(性同一性障害)シンポジウム2009」第1回「大切な人が悩んでいる。そのときあなたは・・・?」開会。
会場は、メディア関係者20席、一般60席で、どちらも少し空席があり、9割方の入り。
一般席の半分くらいは、GID当事者か?

このシンポジウム、開催日の6日前の7月29日に突然、広報された。
しかも、事実上、主催の「株式会社インテグレート」という会社の開催意図が良くわからない。
「統合マーケティング・コミュニケーション(IMC)の領域で専門ソリューションを提供しているプランニング・ブティック」だそうだが(片仮名ばかりで、よくわからん、一私企業が、GID問題に関わって、いったいどういうメリットがあるのだろう?

しかも、シンポジウムと言ってもわずか1時間のプログラム。
そんな短時間で、何をしようというのだろう?
いろいろ疑問が多いので、ともかく様子を見る意味で出席。

壇上には、左から政井マヤさん(司会:アナウンサー)、
椿姫彩菜さん(コメンテーター・モデル)、
大島俊之氏(GID学会理事長/九州国際大学教授/弁護士)、
針間克己氏(GID学会理事/はりまメンタルクリニック院長)、
野宮亜紀さん(「Trans-Net Japan:TSとTGを支える人々の会」運営メンバー/和光大学非常勤講師)
という順で並ぶ。

生椿姫を見るのは初めて。
身体もきゃしゃだし、顔も小さい、声もまったく女性で、うらやましい限り。
カメラマンのフラッシュは、98%くらい椿姫さんに集中。

私的には、大島先生の気合の入ったファッションと、針間先生のご近所からチャリ(自転車)で来ました的なラフなスタイルが好対照。

また、種類(染色体の性、身体の性、戸籍の性)が微妙に違うきれいなお姐さん3人(政井さん、椿姫さん、野宮さん)を並べて見られたのも眼福。
社会的の中で機能している性別というのは、早い話、壇上の5人の性別をどう分けるか?ということ。

誰が見たって、(政井さん、椿姫さん、野宮さん)と(大島先生、針間先生)という2グループに分けるだろう。
そうじゃない人は、目が悪い(視覚認識が変)だと思う。
つまり、「それでいいのだ」(バカボンのパパ)。

内容的には、まず「性同一性障害に関する意識調査」(1000人アンケート)。
・「性同一性障害という言葉を知っていますか? 99.5%」
・「性同一性障害という言葉の意味を知っていますか? 95%」

まあ、これだけメディアが流布していれば、世捨て人でもない限り、聞いたことはあるだろう。
でも、問題は、正しく認識ているかということ?
残念ながら、95%という数字は、正しい理解を示していないと思う。

・「性同一性障害者を受け入れる社会になっていると思いますか?」
なっている      0.7%
ある程度なっている  35.6%
あまりなっていない  56.0%
なっていない     7.7%

司会の政井さんが「6割以上の人が、社会的受け入れが不十分と思っているということは、もっと社会的受け入れを進めるべきだということで、今後に期待が・・・・」みたいなコメントしていたが、それは甘いと思う。

「そんな奴らは社会的に受け入れるべきではない(現状のままでよい)」と思っている人(多くは男性)は、けっこう多いと思う。

新味があったのは、針間先生が示したご自分のクリニックの「国内のSRS(性別適合手術)割合」のデータ。。
2005年:国内8名/全体33名(国内割合24%)
2006年:国内16名/全体43名(国内割合37%)
2007年:国内12名/全体43名(国内割合27%)
2008年:国内21名/全体106名(国内割合19%)
2009年:国内8名/全体43名(国内割合19%)
合 計:国内65名/全体268名(国内割合24.3%)

2008年以降、国内のSRS割合が急落したことがはっきりわかる。
2007年3月に埼玉医大がSRSを中止し、5月に大阪の「わだクリニック」の和田耕冶院長が亡くなって、国内のSRSの2本柱が崩壊した影響がはっきり見てとれる。
あれだけ、性同一性障害を煽っておいて、面倒なSRSは外国任せという現状、日本の医学界は恥ずかしいと思わないのだろうか?

14時15分、閉会。

針間先生のデータ以外、内容的になにか意味があったのかというと、はなはだ疑問。
最後まで、会の性格がよくわからなかった。
まあ、開催したことに意味があったということだろうか?

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