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2005年08月24日 都立中央図書館へ/トランスジェンダーはいない? [現代の性(性別越境・性別移行)]

2005年08月24日 都立中央図書館へ/トランスジェンダーはいない?

8月24日(水) 曇り
10時、起床。
朝昼ご飯は、いつもの通り、トースト1枚、生ハム3枚、きゅうり&レタス、ヨーグルト。
午前中「日記」(23日分)とメールの返信を書く。
12時半、仕事場に移動。
メールチェックと「日記」のアップ、メールの送信。

13時、身支度。
化粧を終えたところで、鏡の前でボディチェック。
お腹の脂肪は、まずまず落ちたけど、背中の脂肪が・・・・なかなか落ちない。
洋服をすっきり着るには、あと4kgくらい落としたい(第2次目標)。

黒と白の大きな市松のトップに黒のタイトスカート(ちょっとラメ入り)。
髪は自毛をセット。

広尾の都立中央図書館へ。
久しぶりに新聞記事のコピー作業。
ほとんどの新聞情報は、インターネットでも見ることができるが、資料としての保存を考えると、やはりオリジナルのコピーが欲しくなる。
都立中央図書館の新聞資料室は、開架閲覧が当月を含めて3カ月で、それを過ぎると閉架になる(書庫にしまわれる)ので、適当なタイミングで訪れることにしている。

主に性同一性障害・同性愛関係の記事をコピーする。
「下野新聞」が6月から週1連載している「月たちのパズル-性的マイノリティー-」も10回分をコピーする。
こうした地方新聞が、性的マイノリティーの特集を組むようになったのは、とても有意義なことなのだが、問題はその内容。
連載は、性同一性障害(1~5・9)、レズビアン(6・9)、ゲイ(7~9)と続いて、高齢者の性(10)。
トランスジェンダーは見事なまでに無視。

栃木県にはトランスジェンダーはいないのか(← いないのだろう)。
あるいは存在しても、トランスジェンダーは性的マイノリティーの範疇に入らないという認識なのか(← 入らないのだろう)。
まあ、無視されること、存在を消されることには、私はもう慣れっこなのだが。

ところで、こうした資料収集作業、性同一性障害の人にとっては、なかなか難しいことに改めて気付く。
性別にいささかなりとも怪しいところがある人が、性同一性障害の記事ばかりをコピーしていたら、まずもってバレバレになるからだ。
自分の生来の性別を知られたくない性同一性障害の人には、きっとキツイ作業だろう。
「厚顔無恥」(← 以前、性同一性障害の人に言われた言葉)な私だからこそ、できる作業なのかも。

少し腹が立ったので、気分直しに、『美しいキモノ』隔号連載の山下悦子「メモワール・シリーズ」をコピーする。
「半衿のメモワール」「帯〆・帯留のメモワール」「着つけの移り変わりのメモワール」の3回分。
こうした地道で良質な仕事が、着物世界であまり顧みられないのはなぜなのだろう?

コピー作業の後、コンピューターで最近の関係図書を検索。
「性同一性障害」をキーワードにして検索をかけたが、今年になっての本は1冊もヒットしなかった。「性同一性障害」ブームは過ぎ去ろうとしてるのか。
ちなみに「トランスジェンダー」は1冊ヒットしたが、自分の本(共著)だった。

2時間半ほど頑張って退館。
有栖川公園で、10年後が楽しみな超かわいい金髪の少女が遊んでいた。
でもたぶん10年後には彼女は日本にいないだろう。
私も生きてないかもしれないし・・・・。

公園下の通り沿いの「Segafredo」という喫茶店で休息。
ここのサンドイッチ、なかなかおいしいので、中央図書館に来たときにはよく寄る。
いつもお客の半分くらいが外国人。その多国籍さがいかにも広尾らしい。

広尾の街に比べたら超庶民的な地元の駅前商店街のドラッグ・ストアーで、シャンプーとコンディショナー、化粧コットンに綿棒など、いろいろ買い物。
シャンプーとコンディショナーは、Laxスーパー・リッチ。
きれいなお姉さんの長い髪の上に猫が寝ていて、お姉さんが髪をシュルシュル抜いても猫が目を覚まさないほど、滑らかな髪質になるというコマーシャルのあれ。
寝てる間に髪に猫が乗っても気づかないというのはどういう状況なのか?とか、あの猫は撮影の時、麻酔薬をかがされてるのでは?などという突っ込みを入れたくなるが、ともかく、あのコマーシャルに影響されて買ってしまったのだから、コマーシャル制作者の勝ち。

18時半、仕事場に戻る。

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