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2008年08月17日  週刊プレイボーイの取材 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2008年08月17日  週刊プレイボーイの取材
8月17日(日) 曇りのち雨 東京 25.5度 湿度 89%(15時)

21時、『週刊プレイボーイ』の記者さんから取材の電話。
最近の若者の女装ブームを記事にするそうで(25日発売)、その理由・背景などについて、専門の立場から意見を求められる。

述べたことは、以下の通り。

女装するハードルが、以前に比べてすごく低くなっていること(お気楽女装)。
セクシュアリティ的には「対男性」ではなく「対女性」であること(女装して女性と遊ぶ)。
したがって、従来の女装コミュニティとは別の場で、女装する人が多い。
それに伴い、女性がボーイフレンドの女装行為に協力的・積極的であること(ボーイズ・ラブの影響?)。
平均的に、レベル(きれい度)が高くなっていること(顔・体形の中性化)。

それらをまとめて言えば、「女装のサブ・カルチャー化」ということ。

若者だけでなく、女装コミュニティにおける中年層の女装趣味も回復基調にあるように思う。
女装業界は、1990年代末~2000年代前半の性同一性障害の「大流行」で、人材がドッと流出して、将来が危ぶまれたが、勢いを取り戻しつつあるようだ。

逆に言えば、性同一性障害の「流行」は、今後、下火になるかもしれない。


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