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2005年05月13日 「盛り場」の移動と女装男娼 [性社会史研究(性別越境・全般)]

2005年05月13日 「盛り場」の移動と女装男娼

5月13日(金) 曇り

10時半、起床。
全身に疲労(コリ)蓄積状態。
朝昼ご飯の後、レジュメの加筆作業を2時間ほど。

午後、郵便局に寄った後、短大の講義へ。
途中の乗り換え駅で、マッサージ屋(てもみん)が開業しているのを見つける。
時間の余裕があったので、我慢できず入ってしまう。
首と肩の施療20分。
幸い上手な人でかなり楽になる。

駅の喫茶店でコーヒーを飲みながら『ニューハーフ倶楽部』のエッセーの校正を電話で連絡。
まったく、もう忙しい。

講義を終えて、夕方、仕事部屋でメールのチェックと調べもの。

21時、帰宅。

夕食は、昨夜のシチューの残りを牛肉ときのこで増量。

お風呂に入った後、またレジュメの執筆。
江戸期の部分に図版を貼り込む作業の後、昭和戦前期をまとめる。
昭和8年(1933)頃を境に、女装男娼の活動の中心が浅草から銀座へと移ったことが、当時の新聞記事などから見て取れる。
早い話、それまでは浅草で捕まっていたのが、昭和8~12年には、銀座での逮捕例が続出する。
銀座は、昭和9年3月に地下鉄が開業し、モガやモボが闊歩するモダン東京の「盛り場」として全盛期を迎える。
江戸以来の伝統をもつ浅草から、モダン全盛の銀座へという「盛り場」の移動に、女装男娼たちもすばやく対応(同調)しているのが興味深い。

4時間半ほど執筆して、疲れ果ててベッドに倒れる。

就寝5時(たぶん)。


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